入替戦観戦・・・
12月10日はリーグ戦入替戦で、場所は熊谷ラグビー場Bグラウンド。
第1試合は1部7位の法政大対2部2位の立正大(11:30ko)、第2試合は1部8位の日大対2部1位の山梨学院大(14:00ko)。
本来ならここに立たなくてはならなかった専修大、3年生以下61名(+マネ2)にスタッフ4名で2試合観戦。
天気は快晴も、熊谷名物の強風と、”入替戦”という絶対に負けられない試合に対する緊張感が漂い、お互いボールが思うようにコントロールできない。
2試合とも前半は拮抗したクロスゲームを展開も、後半終盤に(1部の実力なのか)差が開く。
それでも、山梨、立正の最後まであきらめない気持ちが観戦者の心を動かしていく。
結果、法政大、日大が1部残留となった。
12月3日、ジュニア入替戦に勝利して3日間のオフ後、12月7日に再スタートした専修大学ラグビー部。
全体ミーティングではリオ・オリンピックを女子7人制日本代表アナリストとして経験した岩井テクニカル(アナリスト)に講演してもらい、昨シーズンのレビューと傾向、今シーズンの動向を選手とスタッフ一緒に考えてもらった。
大きな内容は言えないが、得失点差も1位で失点も1位、ここ4年間を比べても(昨年度を除き)、得点も失点も間違いなく向上している。
しかし、最後の2試合で失った得失点差、15失点(-3、-12点)を埋めなければ1部復帰はない。
4年生全員と最後の個人面談は終了。
色々とやりきったこと、やりきれなかったこと、もっとできるはず、ここを修正すれば・・・と、課題は尽きなかった。
4年生、4年間お疲れ様。4年間ありがとう。
3年生以下との個人面談は、これから年末年始に時間があるときに行なっていく。
アンケート用紙にも、ほぼ全ての選手が「フィジカルで負けていた」、とコメント。
ここを継続しつつも、「グランド練習を増やしてスキルアップしたい」、とコメントしている選手も多かった。
2016年度の専修大学ラグビー部は、1年間355日活動して226日の練習日数、404回の練習を重ねてきた。
そのうち試合日数は40日で練習試合も含めると57試合。チーム全体が取ったオフ日は84日間。
昨年度と比べても練習回数は増えているし、スキルも上がって来てはいるものの、最後の2試合に露呈したフィジカル部分での圧倒できるパワーは作れず、むしろ劣っていた。
もちろんそれが全てではないし、勝っている選手もいた。
ただ、全体的にフィジカルが勝っていたとは思えず、チームS&Cデータを見ても、この1年間で少ししか上がっていない。
強くならなければならないところは”メンタルとフィジカル”。
居心地の良くない現状を想定しながら、良い環境(舞台)へと導くのも指導者としての使命。
規律を守ることはグランド内外ではもちろん、基本練習の再徹底、全ての練習において100%集中したトレーニングを心がける等、選手同様にスタッフ陣もしっかり準備していかなければならない。
再度課題が明白になったこの1年、もう1度1部復帰に向けて、日ごろから努めている規律の徹底、上がるための意志意欲、更なる環境作りや感謝の気持ちを胸に、日々現場と戦いながら精進していきます。
1年間たくさんの叱咤激励ありがとうございました。
捲土重来、再度徹底して昨年以上の準備をし、選手とスタッフ陣共に1部復帰に向けてその先の最後の目標まで見据えながら歩んでいきます。
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