新年の挨拶は控えさせていただきます。
昨年は山あり谷ありの一年間でした。
13年ぶりに1部に復帰したことで、選手たちのモチベーションは自然に上がり、春季大会Cグループ全勝優勝。20チーム中唯一ベストマナー賞を受賞した他、最終戦では中央大にも勝利。
新しいことにもチャレンジできて幸先良いスタートが切れました。
つかの間のオフを経て、8月リハビリ組ゼロという快挙の中、選手登録部員68名全員で北海道定山渓夏合宿へ。
今年で5シーズン目、初戦の北海道バーバリアンズ戦では、70点をスコアする程の快勝。
しかし、2戦目は惜敗。
それでも、場所を菅平に移しての初戦慶應大、次戦は韓国の高麗大に連勝。
勢いそのままに行きたかったが、その後摂南大、近大と関西勢に連敗。
少しずつけが人が出てきたが、主力組はまだ大丈夫だった。
そして突然訪れたシーズン直前の訃報。
8月29日、母が急死。
個人的には一番辛い時期ではあったが、選手たちにだけ報告し、気丈に振る舞いリーグ戦が開幕した。
開幕戦は前日の9月19日にワールドカップでJAPANが南アフリカに勝つという史上最大の番狂わせを起こした日であり、その日は亡くなった母の誕生日でもあって…。
序盤戦は流経大、大東大に連敗スタートもトライは取れていたので、自信を持って挑んだ法政戦がターゲットであり、ターニングポイントになると言い伝えていて…。
結果は13-14惜敗。
終了間際に代わって入っていたSH陸斗の左スミダイブトライ、ラインアウトからドライビングモールでのペナルティー(トライ⁉︎)が2つ共幻のトライに…。
東海大にはノーホイッスルトライを奪われる幕開けも、直ぐさま取り返して7-5と逆転。
その後はなす術なくリーグ戦王者に完敗。
中央大には先制されるも、粘り強くディフェンスし、後半連続トライで追い付き残り15分を切った所で同点だったが…。
インターセプトとキックチャージにより2トライ献上。
山梨学院大には1部で15年ぶりに勝ってチーム初勝利、あとは拓殖大に勝てば6位…。
最終戦の拓殖大、入替戦の関東学院大に連敗し、2部降格。
2試合ともに前半終了間際のトライが認められない不運も重なり…。
現実は厳しいものになった。
この一年、選手たちは成長した。素晴らしい経験もできた。しかし、全ての選手ではない。
それは日頃のトレーニングを見ても差が出てくる。
勝っているときはチームも明るいし、よく声が出ていたが、負けが込み出すとなかなか声も出ず、盛り上がることも少なく、チャレンジできなくなり…。
少しずつ見えないプレッシャーに気を取られ、プレーが消極的になったのは事実。
もっとメンタルがタフに、常にアグレッシブに攻撃的に意識してプレーすれば、ボールはキープできるし、グランドをいっぱい使った連続攻撃が完成するはずだ。
来季は更に一本の芯を通すためにも、しっかり選手スタッフで話し合い、もう一度目標を設定して、一人ひとりが自主自立できる様、妥協なく容赦なくサポートします。
まだまだ強くなれるし、意識を変えるだけで100%集中したトレーニングができる。
2部を圧倒しなければ、1部定着は夢の夢。
入替戦も圧倒する、2年後に優勝争いをするチームを作ります。
必ず成果は出ると信じて一年間伝え続けます。
今季も宜しくお願いいたします。
村田 亙
時代を築いた先輩たち!
東福岡-専修大=入江(元副将)・野口(元主将)
元旦、3日は大阪MBS毎日放送で解説します♪
つかの間の我が家!
PS. 大学選手権準決勝!
東海大 vs 明治大
帝京大 vs 大東大
大東大大健闘!
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