
専修大学ラグビー部創部85周年を迎えた今季、2部2位からの入替戦の相手は強豪日大(1部7位)。
熊谷ラグビー場には専大OB関係者200強、大声援を後押しに12:00キックオフ!
立ち上がりから果敢に攻め続けた専修フィフティーンは、ペナルティーからタッチも狙わずタップキックしてGO。
前半10分、先制トライはそのボールを外まで大きく回し、最後はSH古川がサイドを走り抜け左隅に先制トライを奪う。
幸先良く先制点が取れたが、日大も反撃を開始。
前半32分、DFラインの隙を突かれてポスト左にトライを許す。
ゴールキックが入れば逆転を許すのだが、SH古川が出足鋭くキックチャージに。
キックはポスト右側にそれた。古川のファインプレーだ!
終了間際にSO北田がPGを決めて8-5で前半終了。
若干の風下をリードして折り返せたことは選手たちの顔にも自信が漲っていた。
ハーフタイム、攻め続けたあと、DFで守ることの多かった前半、選手の疲労はあまり感じられなかったが・・・。
後半最初の出足を守ることなくしっかり攻め続けようと指示。
kickoff直前
先制トライはSH古川!
後半キックオフは専修、ボールをキープし続け、果敢に攻めた。
しかし、6分、9分と立て続けにトライを奪われる。これが1部チームの底力なのか・・・。
インゴールに集まった選手たちを遠めで見ると、笑っている・・・。
その瞬間、まだまだこれから、十分いけると確信した!
8-17と9点差を付けられて追いかける立場になったが、ボールをキープし続ければチャンスは広がり、だんだん日大の方が走れなくなってきた。
後半17分、北田がこの日2本目のPGを決めて11-17、そして5分後の23分にゴール前連続攻撃から最後はバックスに大きく展開し、FB棚橋主将が左隅に飛び込むトライで17-18。
難しい位置からのゴールキックを北田が決めて18-17と再逆転。
33分には優しい位置からのPGを狙わず、ラインアウトを選択。
思わず息を飲み込んだが、ゲーム上は主将、ゲームメーカーが決めること。
その先を信じた結果、FWがしっかりボールをキープし続け、最後は交替出場したPR古屋がポスト左にトライ。
更に相手ミスボールを拾ったNo,8徳田からオフロードパスを受けたFL松土が約30m独走し左中間に連続トライを決めて30-17。
終盤にワントライ返され30−24と6点差に迫られ、ロスタイムも含めると最後は7分間ディフェンスに終始したが、熊谷の電光掲示板が45分を刻んだところでそのままスコアは動かずノーサイドを迎えた。
ラインアウトの攻防

13年振りの勝利は格別。
監督就任3年目、今季掲げた”専修革命”Revolution2014!
選手からの自主性を期待し、選手とスタッフがたくさんコミュニケーションを取ることでゲームに活かす。
フランスラグビーを2シーズン体感した私にとって、選手たちにラグビーを楽しんでもらいたい、また自分たちで考え、想像力豊かに試合を、フレンチフレアをやって欲しいことも合致した。
4年生は、試合にでなかった選手も歴史に残る試合をサポート、出た選手は身体を張り先頭に立って魅せてくれた。
みんなありがとう。
ノーサイド

この結果は選手スタッフ他、専修OB、ファン、大学関係者、ご父兄等、様々なサポーターの後押しがあったから。
この場を借りてみなさまにお礼申し上げます。
ありがとうございました。
”専修革命”第2章は、17日水曜日の夜練習、そしてミーティングからスタートする。
一部に上がった以上、もういい訳は許されない。
目標は大学選手権出場!
やるしかないぞ!!
感謝
専修大学ラグビー部 村田亙
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