3位表彰式♪
第90回全国高校ラグビー選手権は、今日準決勝の2試合が行われた。
第1試合の解説を担当したボクは今大会花園初!!
桐蔭vs大阪朝鮮の試合は桐蔭主将小倉選手の見事なドロップゴールで幕開け。
さらに風上を利用して畳み掛けた桐蔭は、前半ほとんどプラン通りにゲームを進め2トライゲット。
昨年も活躍したFB松島、WTB竹中がこの日も活躍する。
しかし、その後前半をゴールを背にして絶え続けた朝高は、逆に敵陣右中間ゴール前でペナルティーを貰い、迷いなくFW陣がドライビングモールを形成してトライを決め、16-7で折り返す。
後半こう着状態が続いたが、先にPGで点を入れたのは朝高で16-10。
ほとんどの時間が自陣だった前半戦に比べて、後半は風上を利用したキックと、相手キックによるボールを蹴り返さずにカウンターアタックで仕掛ける朝高。
終盤の流れは完全に朝高だったが、敵陣ゴール前最後のチャンス(スクラム)も桐蔭CTBの好タックルによりノッコンを誘うと、そのボールを自陣ゴール前からトライまで100mの駄目押しトライを決めたのがFB松島。
しかし最後まで諦めない朝高の健闘は光りました。
※ 2回戦、自身の脳震盪で出場(3週間出場停止)できなくなった大阪朝鮮高の核だった権(コン)選手
その後のショックは図りしれなかったようですが、東福岡の布巻や主将の水上、桐蔭の竹中等による励ましのメールで奮起し選手たちををサポート。
13番の自身のジャージを後輩に託し、グランドサイドから大きな声を出して戦況を見守っていました。
「大学でまた戦おう」
こんなメールのやり取りがこの大会期間中にあったそうです(*^_^*)//
いっぽう、関西学院vs東福岡は前半だけで4T4Gの28-0。後半は関西学院も終盤に1トライ返し、粘りを見せたが、2T2Gを奪って42-7で東福岡が決勝進出。
3日後が楽しみです(*^_^*)/
東福岡決勝進出!!
PS. 藤原監督と呉(オ)監督、そして村田亙は・・・
実は3人とも同期で68年早生まれ。
試合前には昨年同様両チームの監督にご挨拶。
血液型はさすがに違いましたが・・・(呉監督はAB型)、試合前にいい話がたくさん聞けました。
感謝♪
決勝戦は2日空いて8日(土)!!
ここまで来ると体調が良い選手は限りなく少ない。
しかし、この2日間空くのはお互いのチームにとっても良いこと。
決勝戦はリフレッシュした選手の活躍が見たいですね(*^_^*)/
2年連続のカードになった桐蔭学園 対 東福岡♪
桐蔭なら初優勝、ヒガシなら2連覇達成、さて運命の女神はどちらに転ぶのか・・・!?
選手たちの明るい未来に続く "高速展開ラグビー" を目の当たりにしたいと思います。
記者会見の様子(谷崎監督)
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